台湾旅行3日目
この日は台北から少し北へ足を伸ばして淡水、北投へ。どちらにもMRTで行くことが出来ますし、時間も40分程度ですから時間の無い旅行者でも比較的行きやすい場所かなと思います。実際、台北市内から遊びに来ている地元の方も多いように思います。まずは、駅で一日乗車券を購入。乗車券は200元(デポジットが50元なので実質的には150元)なので淡水辺りまで行かないと元は取れないようです。最初に向かった淡水は淡水河の河口に広がる港町で綺麗な景色が見られます。本当は夕方や夜が一番の時間帯なのでしょうが、それはまた次回ということにしましょう。
MRT淡水駅を降りて、ふらふらと散歩。すごい晴天というのもあったのですが、台北市内とは異なり暑い。またもや日焼けしてしまいました。台北市内の人は長袖の人が多かったのが、こちらでは多くの人が半そでです。北に向かったのに南国に来た気分。
この日は朝食を食べていなかったので、市場で食べるものを物色。歩きながら食べれるものが無いかなとと見ていると、ありました。ちゃんと名前は覚えていませんが、生煎包というものかと思います。肉まんを鉄板で蒸し焼きにしたようなものです。底は焼けているのですが、他は柔らか。中に入ったジューシーなスープが見えるでしょうか?これはいいですね。中の具材によってもっといろんな味のものができるんじゃないでしょうか。値段は12元。いいおやつです。
プラプラと歩いて2時間ほど。川沿いでは釣を楽しむ人や、木陰で読書する人など。ゆったりした時間が流れていました。ただ、まだ時間が早かったのか、ビールを売る店などが開いていなかったのであまりゆっくりすることなく移動しMRT新北投駅へ。北投は台湾最大の温泉地だそうで、立ち寄りで入れる温泉がいくつかあるようです。駅を降りると温泉街とは別の方向に街並みが続いています。
まずは、街歩きをということで昼食を取れるところを探しながら散策。いろいろ見ていると”素食”の文字が。台湾で素食というのは精進料理を指します。素食ならば化学調味料も少なかろうと入店。こちらのお店は、セルフサービス(自助餐)でした。これだけとって95元です。まあ、味は普通でしたが・・・。お金を払うときに、お店の方が「ファン、ファン」と叫ぶので何かと思ったら「飯」のことでした。まだまだ言葉が分からないことを痛感。
食事の後、本当にまずいアスパラジュースを飲みながら北投公園へ。公園の休憩所には中国将棋の盤と思われる図が書かれています。誰か遊んでいたらよかったんですけどね。公園を抜けた先には、北投温泉博物館があります。まあ、特にこれといって面白いことも無かったのですが、とりあえず寄っておけと。
さて、北投のメインは何といっても温泉です。入ったのは博物館から少し歩いたところにある北投公共露店浴池。キャップが必要と書いていましたが、髪が短いからか無くても入ることが出来ました。中には6つぐらいの温泉があり、男女混浴で入っています。まあ、混浴といっても水着着用ですので、安心ですね(何が?)。一番上にある温泉に入るとこれが熱い。すごすごと一つ下の温泉へ。こちらはちょうど良いぐらいの温度。でもね、淡水も暑かったのですが、この北投も暑い。そもそも、温泉なんていうのは、少し寒いぐらいのところで入るのが気持ち良いので、気温の高いところで入るものではないですね。30分ぐらいで飽きてしまって外に出ました。
暑くて暑くて仕方ないので、涼もうと凱達格蘭文化館へ。こちらは、台北の原住民文化の博物館です。まあ、知らないことばかり。中国語が分かったり、英語がすらすら読めたらきっと楽しいんだろうなと思います。1階には原住民グッズを買えるコーナーもあり、結構充実しています。3階でしばらく休んでから移動です。
とりあえずホテルに帰り身支度をしてから夜市へ。と、その前に西門駅近くの阿宗麺線へ。相当な有名店で、店には人だかりが出来ています。それもそのはずで、椅子が無いので立ち食いなんですね。小さいお椀で40元。因みに、麺線は日本の素麺に似た麺です。それをたっぷりの汁を吸わせてどろっとしたものを頂きます。食べてみると、うーん、旨くない。そもそも麺が旨くない。まあ、麺については、私の好きな麺(コシがあるとか)と全然別物ですから、好みといえば好みなのですが。でも、皆美味しそうに食べているんだよなぁ。捨てきれずに全部食べましたが。
さて、この日の夜市は初日のリベンジ?で士林夜市へ。この日は金曜日だったのと雨が降っていなかったということもあり、すごい人出。やっぱり、これぐらいの人出がないと楽しくないですよね。
ふと見ると、すごい列の店が。何だろうと思って近づいてみると豪大大鷄排というお店。前回訪れたときは人の列が無かったんですけどね。とりあえず、人が並んでいるところは並んどけ、ということで何か分からずに並んで購入。あぁ、なるほど、フライドチキンですね。でも、これが大きい。人の顔ぐらいありそうな大きさ。因みに写真の赤いものは辛味の粉。食べてみると結構美味しい。まあ、フライモノでちょっと食べてまずいものって言うのは、相当なものですからね。でも、量が多くってやっぱり最後には飽きてしまいます。こういうときに二人ぐらいで食べていれば食べ切れるんですけどね。
ジュースを飲んで夜市を回りましたが、やっぱり人が多いですね。学校帰りの高校生やら、大学生らしき人やら、この夜市は若い人が多いですね。とはいうものの、特に売っているものに変化もなく、次の夜市へ。
次の夜市は寧夏路夜市です。場所はMRT中山駅から歩いて5分ぐらい。グルメな夜市ということなので、大きく期待。ここも週末だからか人出が多いですね。屋台の数も多いので結構楽しめます。
一通り屋台を見て回って何を食べようかとお店を物色。ぷらぷらしていると、鰹出汁のいい香りが。何だろうと屋台を見ると関東煮。おでん好きな私としては、食べるしかなかろうということで、鍋を見ます。もちろん言葉は分からないので、指差しで注文。練り物が多いですね。値段はこれだけ頼んで80元。安い安い。味のほうはというと、香りほどには出汁の味が弱い。それ以上に、味を決めているのが赤いタレ。甘い感じのタレなのですが、う〜ん微妙。なんとなくしまりの無い味です。まあ、お腹一杯になったので良いとしましょう。
その後、マッサージを受けたりしてからホテルへ。マッサージは綺麗なお姉さんがやってくれたんだけど、途中で屁をしやがった。Sorryっておい!
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